一般的にハンディGPSを使用する第一の目的は現在地の同定だろう。私の場合はトラックログの採取だが。空さえ十分に開けていれば、緯度経度が、度分秒の秒の小数点1位まで表示され、誤差は10m以内だ。でも緯度経度がわかっただけでは現在地はわからない。地図が必要だ。画面に地図が出る機種もあるが高価だ。
PDAと組み合わせる方法(あとでBlogに書くつもり)もあるが、普通は紙地図を使うことになる。ここで注意しなければいけないのは、GPSと地図の測地系(DATUM)を合わせることだ。2000年以前は、東京測地系だったが、2000年以降は世界標準と合わせるため、JGD2000またはWGS84が標準となっている。JGD2000とWGS84はほぼ同じだ。これを間違うと位置は、西北-東南方向に約450mずれてしまう。
紙地図だが、2万5千分の1地形図に1分毎に線を引き、
マップポインターで位置を確認する方法があった。地形図を買うのもたいへんだし線を引くのも面倒だし、マップポインターも地域毎に揃えなければならない(緯度によって目盛り幅が変わる)。そこで登場するのが
カシミール3Dだ。
山旅倶楽部と組み合わせれば、全国の2万5千分の1地形図が手に入る。
地図閲覧サービス(ウォッちず)なら無料だが、サーバーに負荷をかけないためにダウンロードに待ち時間が入る。標高データがないので、欲しければ、解説本などの50mメッシュを利用しなければならない。


表には、磁北線入り、裏側には経度緯度線入り(1分毎に実線、5秒毎に点線)の地図をプリンタで印刷し、百均のクリアポケットに入れて、ズボンのポケットに入れている。パレットはマップカッター専用をお勧めする。こうすると破れないし、雨でも大丈夫だ。
通常は、コンパスを使い磁北線入りの地図を見ながら歩く。エアリアマップは所要時間、小屋や水場の位置など計画を立てるのにはいいが、コースの赤線ばかりに目がいってしまい、等高線も分かりにくく地形はわからない。裏は、GPSのデータから位置を確認するとき使う。5秒おきに補助線が入っているのでマップポインターなど使わなくても、現在地の同定が可能だ。道標のない里山や藪山などを歩くときに持っていると安心だ。
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