ワールドカップ2006

2006/07/10

「悪」のマテラッツィ

 ITA-FRA(マッチ64)のバドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチはピルロに輝いた。しかしこの試合の主役はマテラッツィだ。

 刺青だらけのこの男、開始早々、マルーダを倒してPKを取られる。触れたかどうかもはっきりしない微妙な判定だった。約10分後、自力で取り返す。ピルロのコーナーキックをビエリの後で頭一つ高くジャンプし、強烈なヘディングシュートを決めた。

 そして、延長後半6分、ジダンを執拗に「罵り」、ジダンを「挑発」した。ジダンは、ぶち切れ、マテラッツィに頭突きを食らわせ、退場処分を食らった。

 PK戦では、2番目に登場し、ブーイングの嵐の中、何事もなかったかのように、冷静にゴールを決めた。

 このマテラッツィ、当初はレギュラーではなかったが、ネスタが怪我をしたので、出番がまわってきて大活躍した。途中出場したチェコ戦では、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。サッカー大国の底力を感じさせた。

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何があった、ジダン

 2006 FIFA World Cup Germany、決勝はフランスとイタリアの対戦となった。1対1のままPK戦にもつれ込み、イタリアがワールドカップで4回目にして初めてPK戦を制した。

 ジダンが、延長後半6分、ボールに関係ないところで、マテラッテイに頭突きをくらわした。主審は見ていなかったが、イタリアGKブフォンが指摘し、第4の審判が目撃していたので退場となった。テレビカメラもしっかり捉えていた。英雄ジダンの最後の試合は、選手に対するヘッドパッドで終わった。その前のボールに対する強烈なヘッドパッドは、ブフォンの好守に阻まれた。

 インタビューなどを聞くと、ジダンはお温厚な性格と思われるが、実際は非常に短気できれやすい。1998年フランスW杯で南アフリカの選手を両足で踏みつけ、2試合出場停止。2000年チャンピオンズリーグではハンブルガーSVの選手へ頭突きで、5試合出場停止。2004年にはムルシアの選手に対して頭突き、2005年にはビジャレアルの選手に対して平手打ちなど、瞬間的に頭に血がのぼりやすい。

 今大会でも、韓国戦で警告累積2枚で、次の試合が出場停止になった際、競技場の扉を蹴って壊した。通常は修理されるはずだが、競技場側は、「サッカー史上最も偉大な選手の一人に蹴られた扉」ということで、そのまま保存することを決めた。

 最後の試合が、ワールドカップの決勝で、頭突きで退場、本来より9分早く引退を迎えてしまった。ほんとうにジズーらしい選手生活の終わり方だ。延長前半のヘディングシュートが決まっていたら、真の「伝説」になっていたんだが・・・

 日本のマスコミは悲しい幕切れなどと書き立てたが、今夕になって、ジダンが記者投票によるMVPに選ばれたというニュースが飛び込んできた。

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2006/07/07

日本が3位決定戦に

 日本サッカーのレベルは上がった。予選を突破して出場し、一次リーグでも互角に戦えるようになった。でもアジアのレベルはやはり低く、4チーム出場は多すぎた。次回はオーストラリアも予選に参戦し、出場枠も減るだろうから、予選突破は厳しくなる。

 そして、日本のサッカー審判も認められた。決勝トーナメントを裁く審判は一次リーグの判定を評価されて決まる。3位決定戦の審判に日本チームが選ばれた。主審を日本の上川徹氏、副審を日本の広嶋禎数氏、韓国の金大英氏が担当する。

上川、広嶋氏が3決 日本人審判員でW杯初

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2006/07/05

PK戦はデーター戦

 ドイツはイタリアに勝てませんね。やはり相性というのがあるのでしょう。イタリアは、延長終了間際、見事なラストパスとシュートを決めました。ドイツは自信を持っているPK戦に持ち込みたかったでしょう。試合内容が濃かったので、120分間あっという間に終わってしまいました。

 さて、PK戦ですが、ドイツはデーターを集めて詳細に分析し、アルゼンチン選手がPKを蹴る方向をつかんでいたようです。蹴る順番もわかっていたとのこと。確かにレーマンの飛ぶ方向は全部当たっていました。対照的に、アルゼンチンキーパーの飛ぶ方向は、ほとんど外れていました。ポルトガルのキーパー、リカルドもイングランドのPKをことごとく止めましたが、データーが当たっていたのかもしれません。

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2006/07/03

「年寄り」大健闘

 ワールドカップサッカー、フランスチームの平均年齢はきわめて高い。「昔の名前で出ています」というイメージだった。予選リーグは、スイス、韓国と引き分け、トーゴには勝って、かろうじて決勝トーナメントに進出した。

 決勝トーナメント1回戦では、スペインに逆転勝ち。ジダン34才が輝きはじめた。そして準々決勝、優勝候補筆頭のブラジルを堂々と実力で撃破した。

 中盤の底、マケレレが33才、守備の要、センターバックのチュラムは34才、攻守に活躍したビエラも30才。彼らの身体能力の高さと読みの鋭さは際だっていた。ビッグネームが揃うブラジル選手に対して、1対1の局面でも決して負けなかった。ブラジルの攻撃は完全に押さえ込まれ、枠内シュートは後半ロスタイムの1本のみだった。蛇足だがキーパーのバルテスは35才だ。

 攻撃では、ジダン34才が輝いていた。そして、唯一の若手、リベリー23才が目立った。精力的に動き、スピードあるドリブルでブラジルデフェンスを切り裂いた。

 中二日で厳しい試合が続く。ベテラン勢の体力がもつか。それが問題だ。

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2006/07/01

ゲルマン魂

 ドイツは負けていても決してあきらめない。ねばり強く攻め続けて追いついてしまう。ドイツの追いつめられたときの強さは、「ゲルマン魂」と言われていた。

 今大会準々決勝、アルゼンチン戦でもゲルマン魂はいかんなく発揮された。後半早々に1点をリードされてから、必死に攻め続ける。運動量は全く落ちない。そして、残り10分同点に追いついた。そしてPK戦で勝利した。勝敗を分けたのは精神力だった。

 アルゼンチンはキーパーが後半途中に負傷退場したのが響いた。交代カードを1枚失ったのも痛かったし、PK戦でも不利になった。

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2006/06/26

時間が不透明

 今朝は4時に起きて、ポルトガル対オランダ戦を見た。日本対ブラジルは寝こけていたのに(^_^;) 白熱した闘志溢れる試合だったが、反則のきわめて多い大荒れの試合になった。イエローカードはポルトガルに9枚、オランダに7枚も出た。イエロー2枚で、各チーム2人ずつ、4人もの退場者を出した。

 ポルトガルは1点リードしていたので、あらゆる手を使って時間の浪費にかかる。キーパーが遅延行為で警告を受け、デコが相手のフリーキックの際にボールを渡さず、2回目の警告を受け、退場、次のイングランド戦に出場できないという痛手を負った。

 アメリカンフットボールを見慣れていると、サッカーの試合時間のいい加減さはいやになる。競技の性格上、ロスタイムは、主審の裁量に任されるのは仕方がない。問題は、何がロスタイムなのかはっきりしないことだ。主審が無駄な時間と認めて、時計を止めたとき、全員にわかるように、主審の時計に連動して、競技場の時計を止めるべきだ。そうすると、ロスタイムがいつ取られたかはっきりするし、試合終了時間もはっきりする。フェアーな試合時間であって欲しい。

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2006/06/24

決勝トーナメント

 2006 FIFA World Cup Germany、いよいよ決勝トーナメントだ。今晩から本物のワールドカップが始まる。負けたら終わりの本気の真剣勝負だ。

 決勝トーナメント進出の顔ぶれはほぼ予想通りだ。番狂わせは、チェコが敗退したくらい。チェコはアメリカ戦では見事なサッカーを見せたが、ガーナには2-0で完敗した。FWコレルのアメリカ戦での負傷と、バロシュが、イタリア戦には登場したものの、大会直前に怪我をして本調子でないのが響いた。ネドベドが見られないのが残念だ。

 ポルトガルvsオランダが屈指の好カードだが、全試合楽しみだ。アルゼンチン、ブラジルが個々の能力で飛び抜けているが、勝負はわからない。一発カウンターとか、壺にはまったロングシュートとか、PK戦でやられるかもしれない・・・

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2006/06/19

柳沢のクリアー

 個々のプレーについてあれこれ言うのはどうかと思うが、このプレーだけは書かずにいられない。

 サッカーワールドカップ、クロアチア戦。ペナルティエリア右側を加地が深くえぐって、柳沢にラストパス。キーパーは完全に右に振られていて、真正面のゴールはがらあきだ。蹴らなくても体に当てるだけではいった。信じられないプレーだった。柳沢はなんと右足のアウトサイドでキーパーに向かってキック。キーパーの股間を抜けて、ボールはゴール右側に外れていった。まるでデフェンスがクリアーしたかのようなプレーだった。しつこいが、自分の正面のゴールはがら空き、キーパーは右に振られてゴールの左側4分の3は空いていた。足にギブスしていても入れられるシュートだった。

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2006/06/12

いよいよ日本登場

 2006 FIFA World Cup Germany。いよいよ今夜10時、オーストラリアと激突する。実力を遺憾なく発揮して欲しい。
 これまでの8試合を見てみると、引き分けは1試合のみと非常に少ない。残り7試合は先取点を取ったチームが勝利している。引き分けの試合は0-0だから、先取点を取ったチームはすべて勝ったことになる。各チームの実力が接近してきているので、先に点を取ると試合運びが楽になり断然有利となる。日本も早い時間に点を取って楽になりたい。

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