「悪」のマテラッツィ
ITA-FRA(マッチ64)のバドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチはピルロに輝いた。しかしこの試合の主役はマテラッツィだ。
刺青だらけのこの男、開始早々、マルーダを倒してPKを取られる。触れたかどうかもはっきりしない微妙な判定だった。約10分後、自力で取り返す。ピルロのコーナーキックをビエリの後で頭一つ高くジャンプし、強烈なヘディングシュートを決めた。
そして、延長後半6分、ジダンを執拗に「罵り」、ジダンを「挑発」した。ジダンは、ぶち切れ、マテラッツィに頭突きを食らわせ、退場処分を食らった。
PK戦では、2番目に登場し、ブーイングの嵐の中、何事もなかったかのように、冷静にゴールを決めた。
このマテラッツィ、当初はレギュラーではなかったが、ネスタが怪我をしたので、出番がまわってきて大活躍した。途中出場したチェコ戦では、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。サッカー大国の底力を感じさせた。
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