芦屋ロックガーデン
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2005年10月30日(日)
岩登り教室の2回目で、蓬莱峡へ。大屏風岩右側の緩斜面で、懸垂下降の練習を担当する。大きな岩こぶでビレイ点を作った。登ってもらって、懸垂下降で降りてもらった。安全のため、懸垂下降用とは別のロープで上から確保した。ルベルソの対物ビレイで登るのを確保、懸垂時の確保は、対物支点でロープを折り返して、ボディビレイで行った。ルベルソは引き上げるときオートロックがかかるし、ボディビレイと対物ビレイの切り替えも容易だ。10人近く上げ下げしたけど、よく考えて楽な体勢を取れるようにしたので、しんどくなかった。偶然来ていた人から、「きっちりしてますね。私もきっちり習ったことないから習いたい」と言われた。まわりから見ると、きっちりしているように見えるらしいが、実態は・・・
昼から、小屏風の一番右側にロープがかかったので、登らせてもらう。真ん中のスラブを直登するのはちょっと難しい。一段上ったら、残置シュリンゲに向かって右上すると楽だ。途中まで直上したが、真ん中くらいで右に逃げて残置シュリンゲのところまでトラバースした。スラブはストレスばかりかかってちっとも面白くない。一生好きになれないだろう。そこから左上するクラックは大ガバ。超快適でルンルンで登れる。
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2005年10月22日(土)
岩登り教室の下見を兼ねて、T中さん、U田さん、O野さん、N山さん、H武さん、S司さんと芦屋ロックガーデンへ。まずブラックフェースを目指す。アプローチはちょっとしたハイキングだ。高座の滝から高座谷をさかのぼり、第2堰堤を過ぎてから、右手の尾根に登り、城山から荒地山への登山道に出る。左に折れて荒地山に向かい、鉄塔を越えてしばらく行くと、青い荷造りひもの目印があり、その踏み後に入るとブラックフェースだ。阪急芦屋川を9時過ぎに出て、ブラックフェース取り付きに着いたのは、10時25分だった。
眺めだけはよい。中間テラスにはリンクボルトをまとめ打ちしたビレイ点はある。
下段は、岩は脆く、錆び付いたハーケンばかりで、まともなプロテクションはない。左端を登ったが、プロテクションは下部の1個しかなく、あとは頼りない立木で気持ちだけのプロテクションをとった。そのラインはざらざらの風化した岩だった。小石も多くヘルメットは絶対必要だ。二度と登りたくない岩場だ。2段目は岩がしっかりしている。
岩場に向かって左側を降りたが、いやらしい下降路だ。クライミングシューズを履いておいたほうがよい。
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2004年10月17日(日)
前から行きたかったサマーコレクション。大台ケ原、千石ぐらにあるフリーのマルチピッチルート、支点はペツルでしっかりしている。でも最高グレードは10+、私のオンサイト能力を超えている。ひそかに雨が降らないかなぁと思っていた。皮肉なもので思いっきりいい天気になった。
前夜、大台ケ原の駐車場に着くと満天の星、天体観測の人が大勢いた。中には一抱えもある口径の天体望遠鏡を据え付けている人もいる。翌朝は、私のトイレで出遅れ、6時12分出発した。シオカラ谷への登山道を降りて行き、石段を降りきった所の右手に道を塞ぐ看板があり、そこを入る。しばらく山腹をトラバースし、くすんだ古い赤テープが両側にあるガラガラのルンゼをシオカラ谷に向かって降りて行く。水音が聞こえるようになると、岩場の基部が見えてくるのでそこを回り込むように進む。まずサンダーボルトの取り付き、もう少し進むと目指すサマコレの取り付きだ。踏み跡ははっきりしない所が多い。7時10分到着した。アプローチとルート図(トポ)はここにある。
すでに2パーティ取り付いていて、T労山の2パーティが準備していた。我々は、5番目、6番目で、先にUさんと私、あとにMさんとTさんが行くことになった。7時55分、Uさんが第1ピッチ(5.5)をリード。上がつかえているのでなかなか上げてくれない。2番目のパーティのトップが第2ピッチの上のほうで落ちた。待っているのは寒かった。上は日が当たっているので早く登りたかった。ようやく8時40分登り始める。ルンゼを登っていく。簡単だがプロテクションはない。一ヶ所狭いところがありリュックがつかえそうだったが実際は大丈夫だった。2ピッチ目のビレイ点には噂通り名刺大の銀色のプレートがあった。yokoさんやtomoさんが第2ピッチ(5.10)を登るのを見学する、苦労している・・・。これは私には無理だと思ってしまう。

ようやく9時15分頃、第2ピッチを登り始める。サマコレは実質ここから始まる。2時間近く待たされたことになる。2ピン目に行くトラバースが恐い。体も冷えている。早速A0してしまった。たがが外れてそこからはA0をしまくって抜けた。30mでボルトが16本もあるのでA0したら楽だ。Uさんがセカンドで登ってくる。汗びっしょりですごくしんどそう。風邪をひいてまだ完全に治らず体調が悪いそうだ。荷物は一つにしてセカンドが持つことにしたのもたいへんだったろう。つるべで登る予定だったが、全ピッチ私がリードすることになった。

第3ピッチ(5.10-)、10時30分スタート、これはホールドがよく前のピッチより簡単。オンサイト。いよいよ核心の第4ピッチ(5.10+)、tomoさんが薄被りのところ、粘って、粘ってフリーで抜けていった。30分ぐらい待って、私も取り付く。薄被りのところでA0してしまった。4ピッチは短いので、第5ピッチ(5.8)につなげる。最後は樹林帯に入る。中間テラスの木まで行きたかったが、50mロープでは届かず5mほど下の木で12時前にピッチを切った。ロープが重くて重くて最後のほうはロープを引っ張ってから登っていた。Uさんにつるべでそのまま中間テラスまで登ってもらう。その間にもちょっとしたフェースにペツルがあってびっくりした。中間テラスで休憩。Mさんらを待って1時ごろ再び登り始めた。
第6ピッチ(5.7)は、少しルートがわかりにくい。これまでは顕著なジェードルの右のフェースを登っていたが、草つきを左にトラバースしてジェードルを越え、少し木登りを交えて上に登る。草つきのトラバースを終え岩場に移るところがいやらしい。一段降りると楽らしい。草つきトラバースでもピンが欲しいなと思ったら出てくる。次のビレイ点は立ち木ではなくペツルがある。ここは注意していても落石が非常に起きやすい。私が第5ピッチを登っているときも落石があり、第4ピッチ開始点にいたMさんのヘルメットに直撃して砕け散ったそうだ。第4ピッチ開始点では落石に注意して下さい。特に先行パーティがいる時は。
第7ピッチ(5.8)からがサマコレの最も面白いところだ。クライミングをやっていてほんとによかったと思える。まず右上して下がすっぱり切れ落ちているフェースに飛び出す。そこからガバフレークをまず左上、それから左にトラバースしてカンテに着くと第7ピッチが終わる。このトラバースは足がないと言われているが、実際にはある。足を適当にスメアしても手がよいのでフリクションが効いて落ちることはない。パンプするので早く行ったほうがよい。クリップするのがしんどい。
第8ピッチ(5.9)は2時開始。高度感抜群のカンテを登っていく。壮快だ。落ち着いて探せば、ホールド、スタンスともいいのがある。

第9ピッチ(5.9)、まっすぐ登れば簡単なのに、わざわざ切れ落ちた右のフェースにピンが打ってある。そのセンスは素晴らしい。樹林帯に入ってもう終わりかなと思ったら最後のハング越えが待っていた。下の方にピンがないと思って手前の立ち木でプロテクションを取ったら、しっかりペツルが打ってあった。ガバがありムーブは容易だが疲れた体にはつらい。鯛焼きの尻尾(最後まであんこが詰まっている)と言われるハングだ。巻くことも可能だそうだ。3時前に登攀終了、Uさんも3時15分に登り終え、ガッチリ握手。大峰、那智の山々が迎えてくれた。

Mさんが4時15分、Tさんが4時40分登り終えた。小休止して、4時55分、下山開始。千石尾根まで登り、薄い踏み跡を尾根に忠実に右に行く。尾根がだんだん広くなるが、溝状のところを追っていけば、朝歩いた遊歩道に出る。5時半駐車場着。薄暗くなりかけていた。帰り最初に目についた中華料理屋に入ると、偶然T労山の8人もおられた。珍しく飲まれていない。私たちは生ビール(私は飲まない)で乾杯。目に毒のようだった。
使用ギア
10.2mm・50mシングルロープ、ヌンチャク10本(内60cm3本)2人で20本、120cmスリング2本、ディジーチェーン、ルベルソ、安全環付カラビナ4枚、カラビナ4枚、ハーネス、チェストハーネス(ギアラックを兼ねる)、ヘルメット、チョークバック、クライミングシューズ、ジョギングシューズ、20Lサブザック、水1L、紅茶350ml(2人で)、行動食
持っていったが使わなかったギア
ATC-XP、安全環付カラビナ1枚、手袋、雨具
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2004年9月12日(日)
前尾根でマルチピッチクライミング。5時22分藤内小屋を出て6時すぎに前尾根P7の取り付きに着いた。Mさん、Sさんとの3人パーティで全ピッチをリードさせてもらうことに。U、O、Nさんパーティに続いて、7時ごろ登攀開始。P7(V)は最後の岩の乗り越しで、足を上げるのが恐く、安全と速度を上げるためあっさりA0してしまった。P6(IV)は特に問題なくクリア。

P5、P4、P3(III)は簡単、でもプロテクションは少ない。プロテクションのほとんどはしっかりしたペツルだ。花崗岩でフリクションはよく効く。P7、P6をとばしてP5から取り付くこともできる。P5をリード中、P5から取り付いたパーティが、真後ろについて追い越そうとするので、完全に「切れて」、ルートを変えろと大声で怒鳴ってしまった。登るよりも、トップで終了点をセットし、ロープを引き上げ、フォロー2人をビレイするのに疲れた。あまり使わない筋肉を酷使したので2、3日筋肉痛だった。ガスの中でほんの少しパラッとくる天気だった。

11時半ごろ、最後のP2(IV)やぐらで事故発生。岩がぬめっていやらしかった。先行パーティのNさんが、ラストで取り付きから2~3mの高さで手足が滑りフォール、9mmのダブルロープが思いのほか伸びて、足の裏でグランドフォールした。左足首が腫れた。私とSさんは回収のためP2やぐらを登った。Nさんは何とか歩けたので、M、U、Oさんが介助して、頂上のロープウェー乗り場まで引っ張り上げた。Sさんと私は、裏道登山道を駆け下り、湯ノ山温泉まで、車で迎えに行くことに。藤内小屋に荷物を置きっぱなしだしお金も払っていないので立ち寄る。ここで大問題発覚。道が崩れて湯ノ山温泉に行けないのだ。鍵で閉めてある道なら行けるとのこと。小屋の御好意で、番頭さんがわざわざついてきてくださり、鍵を開けて、湯ノ山温泉ロープウエー乗り場まで案内していただいた。ありがとうございました。もう一度藤内小屋まで荷物を取りに往復、帰途に着いたのは5時ごろだった。明るいうちに下山できてよかった。Nさんは自分で車を運転して帰ったが、左足首を剥離骨折していた。
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2004年7月18日(日)
4時半起床予定だったが、風が強くテントを叩いて雨が降っているみたいだったので誰も起きない。結局起きたのは6時半頃、でも地面は濡れていなかった。林道の登山口出発は8時前、今日はちゃんとした踏み跡を通ってダイレクトルート取り付きに8時20分に着いた。青ペンキ印が出てきたら上らずそのまま岩場に沿うようにトラバースすれば白テープがある。
ダイレクトルート取り付きは、レリーフが埋め込んである顕著なチムニー。上の木で光がさえぎられて薄暗く、その上くもの巣まではっている。登攀意欲がかきたてられない。

Mさん、8時38分、リード開始。ピンがないので2ヶ所カムで支点を取っている。9時5分、Tさんセカンド。ここは大きなチムニーを登っていき、明るくなると、幅が狭くなり横向きにリュックと体が挟まってしまう。すごく窮屈で動けない。経験のないチムニーの登りに四苦八苦、苦手のステミングもよく出てくる。股が痛い。「いやだ」「いやだ」を連発しながら、ラストで9時29分、1P終了した。2Pは直上せず左に回りこむエスケープルートへ。9時48分Mさんリード。10時10分、Mさん2P終了。右にトラバース時右手のカチが欠けたが人差し指だけ残って落ちずにすんだ。左手でヌンチャク掴んでいてよかった。2Pの終了点はたいへん狭く立っていられない。風も強くロープ処理に手間取った。

3P、4Pは大きい凹角を登っていくアブミルート。11時8分、Mさん3P開始。2ピン目のリンクボルトから左斜め上のボルトが遠いうえにリングが上を向いている。届かないのでハーケンを打った。リングはひどく錆びついていたり、ひしゃげてたり、薄くなったりしていて信用できない。絶対に落ちられない。体重をかけるのも恐い。Mさんは慎重に登り、12時Tさんセカンド開始、12時40分私ラストで終了。Mさんが打ったハーケン、私がフィフィで体重をかけると抜けてしまい1、2m落ちた。Tさんからハンマーを借りるのを忘れて残置するつもりだったが、期せずして回収できた。次の人が使って落ちなくてよかった。12時55分、Mさん4Pリード、アブミで登っていく。かなり苦労している。アブミが一つ落ちてきた。幸い木に引っかかりセカンドが回収できた。さらには白いものがひらひら飛んでいった。Mさんの軍手だった。3Pといい4PといいMさんが頑張って登ってくれているのに、Tさんと雑談の花を咲かせてしまった。Mさんごめんなさい。1時38分Mさん4P終了、2時半、ラストの私も終了。ここは大テラスでくつろげる。裸足になれて気持ちよかった。5Pはフリー。左に回り込めば簡単。Tさんは果敢に直登していた。私は楽な方に回り込んで、3時16分、拇頂上に到着。今日も曇りで風が強く暑くなかった。3時45分下山開始。今日は海を背に左に回りこんで下山した。踏み跡は途中消えるが左に半円を書くように下りると岩場の取り付きに着いた。こちらの方が早い感じ。4時半に車の待つ林道に着いた。
アルパインクライミングは、体力、ルートファインディング能力、登攀力と山の総合力が問われる。アプローチも岩稜、沢、藪こぎと何でもありだ。非常に面白い遊びなんだが、人工の支点が老朽化しているものが多い。ペツルがあると安心するし、新しいリングボルトでもほっとする。落ちるのは論外だが、A0にしろアブミにしろ支点に体重を預けるわけだから支点が抜けると落ちてしまう。アルパインクライマーに言わせると前の人が登っているのだから、無理な力をかけなければ大丈夫だというが、いつかは誰かが「ばば」を掴むと思う。ピン(支点)さえフリーのようにしっかりしていれば、アルパインも面白い遊びと言えるのだが、残念ながら支点の危険度が高すぎる。
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2004年7月17日(土)
海の日3連休は、Mさんをリーダーに、Tさん、Uさんと錫丈岳前衛壁を登る予定だったが、Uさんは都合で行けなくなった。さらには梅雨前線が北に停滞し、土曜、日曜は雨で登れそうもないので、行き先を小豆島に変更した。Mさんのご主人の車、運転で息子さん(小1)も乗せて、朝一番のフェリーで姫路から福田に渡り、小豆島オートビレッジYOSHIDAでテント場を確保、拇岳の取り付きに向かった。

林道からの入り口を間違った。10時10分、階段のいい道に入ったが、お堂に行く道で、そこからは道が消え、枯葉がたまった道なき道をあえぎながら直登、10時45分、何とか赤いクラックの取り付きに着いた。岩場基部のアプローチには白テープあり。11時4分、Mさんリード、Tさんビレイで登攀開始。11時34分、Tさん、セカンド。第1Pはフリーで登るのだが、柱状節理が右に傾いていて体も右に傾きがちで気持ち悪い。テラスの上、バランスが悪い状態でアンダーで持った岩は浮いていた。12時5分、私がラストで第1ピッチ終了点に到着。

12時15分、Mさん第2ピッチリード。出だしのフェースが悪い。A0で行くのだが苦労している。凹角を登り左にトラバースし凹角を登ってピッチを切る。1時10分、Tさんが登り始める。リーチがないので苦労している。結局アブミを出して突破した。1時54分、私も2P終了。最初の核心はヌンチャクがかかっていたのでリードより楽、A0でやや強引に抜けた。
2時8分、Mさん3P開始。右側のリッジに乗り樹林帯でピッチを切る。ここは簡単。2時50分私も樹林帯へ。そこから少し左に移動して4Pのビレイ点とする。3時18分、Mさんリード。左へかなりトラバースしてから拇岳頂上に向かう。ルートファインディングが難しい。16時私も頂上に着いた。風が非常に強かった。登攀中、日差しもなく風もあったので、恐れていた暑さは全く感じなかった。Mさんに登らせてもらったが結構達成感あった。アルパインクライミングは体力、ルートファインディング、クライミング能力の総合力を問われる。リードはまだできない感じ。

下山は、白いフィックスロープと明瞭な踏み跡に導かれて海を背に右側(小指側)に回り込んで下りた。足場が見にくい木の階段あり。取り付きより下部ではかなり右に寄った感じで、夏草で覆われた道になりどこに下りるのか不安だったが、Mさんのご主人が待つ林道にふっと出た。我々が往きに入った階段より10mほど右だった。そこは草でわかりにくいが拇とペンキ印があった。車内で飲んだビールは最高においしかったぁ。去年夏、早月小屋で呑んで以来1年ぶりだった。
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2004年7月4日(日)
地蔵岳正面壁、右カンテルート。快適なフリールートとのこと。私が1P目(IV+)をリード。5、6mほど直上してからトラバースして右上していく。下から見るとテラスを歩いていけるようみえるがそうではなかった。結構難しいところがあって恐い思いをした。ペツルを打ってあるところを横切る所が、ルートファインディング的にもムーブ的にも核心かな。枯れ木テラスでピッチを切る。次はUさんが5mほど登って、ペツルが2本打ってあるところでピッチを切るが、切らなくてもよかったかも。3P目(IV)をリード。目の前の岩を乗り越していくがピンが見当たらない。少しランアウトして立木に中間支点を取る。タイオフする時にちょっとスリップしてドキッとした。フォローのUさんによるとその下に支点があったらしい。あとはカンテを登る快適なルート。狭いテラスでピッチを切る。くつろげない窮屈なところでビレイする。4P目(III)Uさんリード。地蔵岳頂上より少し下の立ち木で終了した。今日の正面壁は我々2パーティだけだった。ロープを解いて巻いていると、ソロクライマー(東稜をフリーソロして40分で登ったらしい)が下りて行き、その後ハイカーのおじさんが上がってきたのにびっくり。こちらにも道があるらしい。下山はこちらの道を降りてみたが土付で急だった。もう一方の道のほうが岩ですっきりしているかもしれない。余裕があれば加古川ルートを登る予定だったが、雲行きもおかしかったし、私は「魂が抜けてしまって」気力がわいてこなかった。三峰でアブミの練習をすることになった。いったん大曲の近くまで戻って、東稜の取り付き近くを通り抜けて、三峰の取り付きに着いた。Tさんの足にヒルが1匹ついていて大騒ぎ。Mさんが前傾壁にトップロープを張ってくれた。なるべく省エネでと思うが無駄な力を使ってしまう。巻き込みが苦手。くつろげない。また太腿内側と膝内側にすじがついて付いてあざになっていた。おそらく巻き込み時プレートに圧迫されたのだろう。帰りは例によって雪彦温泉で汗を流し、そこの食堂でざるそばを食べて帰神した。
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2004年7月3日(土)
錫丈の練習で、Mさん、Tさん、Uさんと、土、日とも雪彦でマルチピッチクライミングをする予定だったが、Mさんが午後から事故調査委員会にでなければならないので、今日は保塁岩に行くことにした。六甲道に6時半集合、車をケーブル上駅近くに駐車。西稜の端で、トップが落ちてぶら下がり降ろせないときの脱出訓練をする。まずテンションをかけながら確保支点に手が届くところまで移動する。それから仮固定、確保器を付けたカラビナに引き手側のロープを通してから2本のロープの間を通す。クライマー側のロープにプルージックしたシュリンゲを支点に固定する。仮固定を解きテンションをシュリンゲに移すと、ビレイヤーは自由になれる。メインロープを支点に固定する。それからトップを助けに行くわけだが・・・宙吊りになったら15分以内に降ろさないと傷害が起こるそうだが、一人ではかなり難しい。周りに人がいれば助けを求めるのが先だろう。中央稜のルンゼルート(IV)をUさんがリード。私がフォローする。つるべで登るつもりだったが、歩けるルートだったのでロープをしまった。上のテラスで昼食。宮崎比叡山でいっしょだった大阪労山の女性2人がおられた。リュックの中の食べ物をカラスに取られたとのこと。ロックはしてなかったが巾着をしめ雨蓋をしめていたのにもかかわらずだ。雨蓋を横にずらし巾着は開けてしまえるとのこと。カラスの賢さには舌を巻く。クライマーはそこに荷物を置いてなかなか帰って来ないのでカラスもよく知ってるのでしょう。そこは人間も簡単に入ってこれるので貴重品も置かないようにしましょう。Mさんも帰ったしモチはかなり低くなったが、時間もたっぷりあるので西稜ハング(V+)で遊ぶ。リードしたがハングの乗越しで落ちた。チェストハーネスの効果でまっすぐ落ちたが、背中にも少し衝撃がきた。大ガバを取って上に足を上げたいがいいスタンスがない。今日も暑かった。アプローチ道にささゆりが一輪咲いていた。野の花はきれいですね。結構時間がたち、灘温泉で入浴、愛蓮で食事して、三宮の好日山荘でMさんと合流して雪彦に向かった。
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2004年5月22日(土)
錫杖に備えて不動岩東稜でMさん、Tさん、Uさんとアルパインの練習をする予定だったが、Mさんが事情で来られなくなった。私も先週土曜日広島出張から帰った後、ひどい頭痛と微熱があり、いったん治ったが水曜日から再発、今日も体調はいまいちだった。相談のうえ、アプローチが楽な駒形岩左でアブミの練習をすることになった。
大ハングは昨日までの雨で濡れているし、右側の「垂壁」の乾いた所にトップロープをかけてチマチマ練習していた。そうしていると濡れた大ハングを登られた大阪岳連の方が声をかけてくださり、トップロープで登らせていただくことになった。感謝感激です。ハングをアブミで登るのは初めて。岩はツルツルでホールドはない。
・アブミに乗せた足を岩につけるとき外側に「ハの字」に開いて岩につけるとつま先をつけるよりアブミが左右に振られにくく安定する。
・短いリストバンドをアブミのカラビナにつけると力が伝わりやすいし押す力もかけやすい。
など教えていただいた。
巻き込みもやってみるが腰とかが痛くてくつろげない。巻き込んだ時のアブミの圧迫で太もも内側、すねが赤くなってしまった。一手一手フィフィをかけて登っていく。フィフィをかける時もしんどいが、はずす時はもっとしんどい。もっと効率的な動きをしなければ。でもなんとか一番上まで抜けられた。降りてきたら汗びっしょりだった。
濡れた大ハング 左の木をみればどれだけかぶっているかわかる

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2004年4月25日(日)
テン場から車で大曲まで移動。正面壁へは最初の分岐を右に行き谷を横切って展望岩のちょっと先のテープと石積みの目印を左に入る。岩場の長いトラバースががあるが新しい立派なフィックスロープが張ってある。恐いけどクライマーなら落ちないでしょう。
正面ダイレクトと加古川の間のルートを第1ピッチとし私がリード。5mほど登ってハーケンにプロテクションをとり直上しようとするが難しい。「ルートはどっち」と下に聞こうとしてちょっと振り向いた拍子にスリップ、1mほど落ちました。ハーケン抜けなくてよかった、抜けてたらグランドでした。ハーケンから左に行くのがルート。慣れないアブミに頼りながら50mロープいっぱい登ってピッチを切る。途中ちぎれかけた古いシュリンゲにアブミをかけて乗ってしまいました。あとから考えると危ない危ない。切れなくてよかったです。

2ピッチ目はUさんリード、フリーで快適に登っていく。3ピッチ目、下から見ると白っぽく見える紅菱会ルートをリード。ペツルが3本打ってある。最初のペツルはフリーでクリップ、2番目のペツルにアブミをかけ、3番目のペツルを目指す。ここが今日の一番の核心。2段目に乗り込んで強引にヌンチャクを掛けに行ったが、フィフィも外れて落ちました。さらに2回もロープにテンションをかけたあとようやく3番目のペツルにクリップしました。あとはリングボルトなどがいっぱい打ってあるのでアブミをかけながら時間をかけてのろのろ登っていきます。乾燥して干からびたテープもありました・・・第1,3ピッチともA0ルートですが練習のために積極的にアブミを使いました。アブミはまだまだ下手くそ。この岩場、でこぼこしていて一見簡単そうに見えるけれど、逆層でかつ滑りやすい。外向きに持てるガバは少ない、A0ではかなり難しいです。やっとたどり着いたビレイポイント、たいへん狭く壁の途中といった感じ。立ってられないのでロープにぶら下がってビレイ。腰が痛くなるのでセカンドが止まっているときに時々姿勢を変えます。
左上が展望岩、ハイカーが休んでいる

第4ピッチはUさんリード、フリーで登っていく。セカンドで登り地蔵岳頂上に抜けました。取り付きまで降りてもう1本右カンテルートを登る予定でしたが余力は残っていませんでした。今日のルートを楽しむには実力が不足していました。
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2004年4月24日(土)
7月の3連休に錫丈に行くのでその練習も兼ねて、MさんをリーダーにTさん、Uさん、Oさんと雪彦に。六甲に6時に集合、途中コンビニに寄り行動食を仕入れて、8時前には東屋がある大曲の駐車スペースに到着した。最初の分岐を左下に行き、白い看板のようなものがある右の沢を詰め左手を登って行き、最後はちょっといやなルンゼを登ると東稜の取り付きだ。Tさん、Mさん、Oさんの女性トリオに続いて、まずUさんリードで登攀開始。夏みたいだった気温も下がり今日は最高気温16度くらい、晴れていて絶好のクライミング日和だ。つるべで登っていく。快適に登れ、高度感もあって景色もよく、マルチピッチクライミングを気持ちよく楽しめた。ルートについては難しいところがなかったのでほとんど覚えていない。ただ遭難碑のところは左を通過するのだがプロテクションのとり方が悪かったのでロープが遭難碑に引っかかって登れなくなってしまった。仕方なくクライムダウンして遭難碑の右手を登った。ルートを外れたので大きな石が浮いていた。地蔵岳頂上は風が非常に強かったので記念写真をとって早々に下山。下山路はなかなか手強い。でも一般ハイカーが登って来れるところだ。帰りに正面壁の取り付きを確認して、車に戻った。テントを設営してから、雪彦温泉で疲れを取り、スーパーで買い物、福崎までドライブして回転すしで夕食をとった。ルンルンの1日だった。

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2004年4月7日(水)
今日は急に仕事が休みになり、Mさん、Kさんにまぜていただいて百丈岩に。雪彦に備えてMさんにアブミを教えていただいた。巻き込みの練習。バランス悪く体がまわってしまう、足を真下に持ってくることで何とかできた。足は疲れるし使いこなしはまだまだ。大阪方式のフィフィ多用で行くつもり。トップロープでアブミの練習、乗る時にバランスを崩すことある。なかなか上段に乗れない。あぶみからフリーに移行するとホールドがよくても恐く感じる。A0でもしんどく感じる。最後はリードさせてもらった。何でもありでプロテクションに乗って休めるので手は楽。アブミの技術は限界があり経験をつめば何とかマスターできそう。フリークライミングは青天井だけど。
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