講習会

2007/05/27

セルフレスキュー講習会

2007年5月27日(日)

Imgp1154_edited1 王子公園登山研修所で、県連救助隊主催のセルレスキュー講習会が行われた。参加者多数。非常に暑い一日だった。

Imgp1124_edited1 宙づりのなったときの事故脱出。ビレイループに直結したタイブロックを使っている。足はクレストハイムノットでシュリンゲ使用。マルチピッチクライミングをする場合、タイブロックかロープマンとプーリー1個は個人装備として持っていることが望ましい。

Imgp1129_edited1 支点の構築。「流動分散」は一つのピンが飛んだ時、ロープが延びて残った支点に動的加重がかかるのでよくない。向きを決めてマリナーノットで固定する。これなら容易にほどくことができ、加重の方向が変わっても対応しやすい。エイトノットでくくる方法は、長いロープが必要だし、加重方向が変わった時に対応しにくい。

MunterMyur

 ロープの仮固定は、ムンターヒッチ+ミュールノット。テンションがかかっていても片手でほどくことができ、ムンターヒッチなので、ゆっくりテンションをを解除できる。普通に結ぶとナイフで切らざるをえなくなる。
 余談だが、シングルロープでのセカンドの確保は、ムンターヒッチ(半マスト)がよい。グリップビレイからも容易に移行できる。

 3分の1引き上げシステムの確認。

 カウンターラッペルで事故者をおろす練習。ロープを登っていって、事故者と連結して懸垂下降する。手順はややこしい。事故者と救助者の体重の差しか加重がかからないので下降は楽だ。でもロープの長さの半分しか降りられないので、1度で下まで到達しない。下降器は前に出し、ビレイループ直結のオートブロックでバックアップする。

Imgp1153_edited1 タイブロックがずれて、表皮が剥がれたロープ。強度は落ちていないが気持ち悪い。タイブロックは真下に加重しないとずれる。ダブルロープで径が細いのでずれやすい。おろし器のような鋭い突起がたくさんついているので表皮が傷つく。ロープマンはバネでロープを押しつけているのでずれにくい。
 ペツルのマニュアルでは書かれていないが、救助の際には、ロープをはさむようにカラビナをかけるといいと、丹波山岳会の方が言われていた。

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2007/04/01

搬出講習会

2007年4月1日(日)

 去年に続いて雨かなと思ったが、雨は夜だけで、昼頃少しぱらぱらと来たが、何とか持った。UCが再燃してから、初めてのアウトドアだったが、始まる前に1回、途中に1回行っただけだった。

 尾根B班に入った。リーダーはK田さんで、OCSでも顔を合わせていたし、ナカガイクライミングジムでもビレイし合ったこともあったので、質問しやすくてよかった。

Hansyutu1 簡易ハーネスとチェストハーネスの作り方。本結びにして、股を通し、上から下に後ろ側に抜いてテープを殺し、股の部分の片方を通して横で本結びする。しっかりしていて環付きカラビナをかければ懸垂下降も可能だ。チェストは変形シートベントで。

 背負いは、大型リュックと銀マットを巻いた棒が楽。ズリズリ引っ張るときは、足を交差させて片足かかとのみ接地にしたら抵抗が少ない。

Hansyutu2Hansyutu3 ロープ担架での搬送。簡単にはできない。

Hansyutu4 シートで梱包して搬送。これも難しい。
 
 セルフビレイは片手でクローブヒッチ。長さを調整したら、自分の方でないロープでしなければならない。向きが違っても出来るようにする。

 ちんちん電車。股に通すと片手で操作できる。

 フィックスロープの張り方。工作隊。まず先頭がロープを伸ばして置いていく。2番手がクローブヒッチで張っていく。次に搬送隊、そして回収班。

Hansyutu5 ガルダーヒッチ。2枚の同じカラビナを使用し、真ん中を通ったロープを引っ張る。外側のロープはテンションがかかっても流れない。1/3システムの支点にも利用できる。

Hansyutu6 チロリアンの張り方。1/3システムで張っていくが、木に巻き付けたロープをつまんで回す係が必要だ。

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2006/10/14

セルフレスキュー講習会

2006年10月14日(土)

Srex1 県連救助隊のセルフレスキュー講習が、百丈岩やぐら前で行われた。参加者32名。ルベルソで確保し、セカンドが落ちて動けなくなた時を想定。

1/3引き上げ、1/5引き上げ
Srex3 降ろせる時はローワーダウンさせる。降ろせない時は、引き上げを考える。セカンド確保の設定のままでは抵抗が大きすぎて引き上げは無理。1/2システムでロックを解除して、トップのビレイの形にする。ストッパーはタイブロックを使っている。

 ロープの折り返し部分は、カラビナでは抵抗が大きいので、プーリーか滑車付きカラビナ(DMMリボルバー)を持っていたい。

ロープ仮固定
 ムンターヒッチ+ミュールノット。テンションがかかっても簡単に解くことができる。ルベルソのロックを解除する時、シュリンゲに荷重を移す時などに使う。

ロープ中間固定
 バタフライノット(テンションがかかっても締まらない)
 シープシャンク(バタフライノットより締まりにくい)

カウンターウエイトによる引き上げ
Srex2 事故車側にタイブロックなどをセットして戻り止めをする。救助者は、ムンターヒッチ+ミュールノットで固定して、自分の体重を利用して引き上げる。

カウンターラッペルによる引き下ろし
 事故車の所まで、回収しながら懸垂下降し、最後のプロテクションは、他のロープに荷重を移して回収。事故車と救助者を連結して、いっしょに懸垂下降する。

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2005/04/03

岩場搬出訓練

2005年4月3日(日)

 去年に続いて、会のT中さん、U田さん、O野さん、Mきさん、H武さんと、近畿ブロック岩場搬出講習会に参加した。M浜さんは子守りしながら見学。岩、尾根、ハイキングの部に分かれている。全部で300人も来たらしい。去年は冷たい雨で、ブルーシートの下で講習、体の芯まで冷え切った。今年も小雨が降っている。天気予報も悪い。しかし午前中に雨がやみ午後からは晴れ間も出て暑いくらいだった。

DSC01331 まず救急法の講習。パンティストッキングが役に立つ。頭にかぶせるネットや包帯の代わりになる。ひもとしても使える。写真は非常に怪しいが。

DSC01334 宙吊りになった人を、デイジーチェーンですくいあげ、ザイルを切断して救出するのを実演。「伸びない」ロープでチロリアンを張って、岩場から離れたところに降ろす。

DSC01352 実際の岩場で、背負いによる負傷者のひき下ろし、引き上げを実習する。背負い者と負傷者をデイジーチェーンで連結するのだが、その荷重配分が難しい。降ろされる人は本当に恐そうだった。3個支点を構築、両端の支点でV字型でバランスを取りながらひき下ろしたり上げたりする。真中はバックアップ。降ろす時は、ルベルソやATCなどの確保器で。引き上げる時は、両端は1/3引き上げシステムを構築して引っ張る。しゃくるようにすると、救助者がしんどいので、同じペースで引っ張る。真中はバックアップのため確保器で確保している。両端にロープを引っ張る人と、システムを戻す人で最低各3人、真中に1人、背負う人1人、指示するリーダー1人で9人は最低必要だ。システムの構築を出来るだけ短時間で行わなければならない。背負い者も負傷者が時間がかかればかかるほどしんどい。最も重要なのはリーダーだ。多数の人が口々に指示すると混乱してしまう。

 今日は22回目の結婚記念日。子供たちは下の息子の入学祝をもらいに大阪のおばあちゃんに会いに行った。妻と2人きりで三宮で食事する。大きくなった子供たちの思い出話をしてると、ちょっぴり感傷的になった。

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2004/04/11

テーピング講習会

2004年4月11日(日)

 今日は会主催のテーピング(膝)講習会に参加。9時開始だから10分前にはスタンバイしておくよう指示あり。ところが9時を過ぎてもなかなか始まらない・・・何をしてるのかなと思って中に入る。どうやらビデオの映像をスクリーンに映す設定に手間取っている。講師の先生が実際にテーピングするのを家庭用ビデオで撮影してリアルタイムにスクリーンに映し出す。参加者40数人だし、みんな適度に分散してテーピング練習ができる。講師の先生まで未だかなぁと覗きにきた。12時までしか時間がなくせっかくプロの先生に来ていただいている貴重な時間なのだから、ボランティアとはいえ担当者の方は前もって設定しておいて欲しかった。それに会場は9時からしか開かないみたいだし、司会者の人も9時半開始予定だったと言っていた。それならそれなりの集合時間にしてほしかった。実際開始されたのは9時45分ごろ。
 足首が外側を傷めやすいのに対し、膝は内側を痛めやすい。テーピングの肢位は膝を軽く曲げる。座位がやりやすいが立位が望ましい。内側側副靭帯の位置は「膝のお皿」より指2本下、指3本内側。まずお皿の5cmくらい上下にアンカーテープをはり、内側側副靭帯の位置に「バッテン」がくるようXサポートを貼る。後下から前上、前下から後上、まっすぐ縦の3本。次にスパイラル。まずすねの内側から膝の裏を通って太ももの外側に。次は反対にすねの外側から太ももの内側へ。必ずすねの内側からを先にする。お皿にテープがかかったらいけない。最後にもう一度アンカーテープを巻く。強く引っ張りすぎて貼らないこと。固定が弱いようなら強く貼るのではなく回数を増やす。それにしてもテープの値段が高すぎる。1回分で講師の先生が買う割り引いた値段で1500円以上。緩んでくるので1日に2度貼るほうが望ましいとのこと。経済的に大変だ。
 指のテーピングに着いて質問。
Q「右手中指付け根を痛め腫れました。テーピングをすると登る時の痛みは軽くなるが、よくなっているわけではなく、悪化しているようだ。」 
A「教科書的に言うとその通りだが、日常生活に支障が出るほどでなくどうしても登りたければテーピングして登ってもよい・・・腫れていてテープで圧迫して痛みが軽くなるのは腱ではなく筋肉の障害でしょう」
Q「予防的に指のテーピングしたほうがよいか?かえってよくないというクライマーもいるが」
A「指の障害予防効果がありテーピングしたほうがよいが、個人の感覚を重視するべき。しない方がよいという人も間違っていない。」

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2004/04/05

搬出講習会(その2搬出法)

2004年4月4日(日)

結び方
 用語の統一、インクノットはクローブヒッチ、半マストはムンターヒッチ。中間支点にスパニッシュ(クローブヒッチの輪を3個作って真中の輪をはじめと最後の輪から出す)、バタフライノット。これらは荷重がかかっても締まらない。その他ミュールノット、シートベント、ガルダーヒッチなど教えてもらった。練習が必要・・・
支点の構築
 「流動分散」は使わない。もし支点の一つが抜けると下方にロープが引かれて動的荷重がかかるので。流動分散の形を作って、必ず荷重のかかる方向に引っ張ってエイトノットで結ぶ。そうしないと遊ぶ支点ができる。この際荷重がかかると、解けなくなるのであごのないカラビナを入れておく。あごがあるとひっかかって取れない。

hansyutu1.jpg

1/3引き上げシステム
 プーリーをセットしてロープの逆流れを防ぐベーシック(ペツルのアッセンダー)をセット、被救助者のロープのできるだけ遠い所にベーシックをセットし、それにプーリーを連結し、引っ張る側のロープを通す。動滑車となり、ロープ3本で吊り上げることになるので力は1/3になるが、引き上げる距離も引いた長さの1/3になる。プーリーが支点までくるとまた戻す。摩擦等あるので実際には45%くらいの力になるとのこと。大人2人を引き上げるのだから単純にプーリーだけなら上がらないだろう。

hansyutu2.jpg
チロリアンブリッジ
 ピンと張る方法は、1/3引き上げシステムの方法を利用。逆流れ防止は必要ない。立ち木なら巻きつけるだけだがロープを交差させて下のロープを殺すようにする。支点の場合は、ムンターヒッチで張りミュールノットで止める。
 あとはザックとカッパを使った背負い、シートによる梱包、簡易ハーネス、チェストハーネスの作り方を学んだ。

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2004/04/04

搬出講習会(その1救急法)

2004年4月4日(日)

 今日は近畿ブロックの搬出講習会。あいにくの雨、おまけに寒い。6時10分に道場駅で数人拾い、百丈岩に行った。やぐらの所にブルーシートでタープを張り、その下で講習を行われた。
 まずは山での救急法、山の経験豊富な現役の看護師さんが講習してくれる。怪我の確認は左右を比較しながら行う。気道確保は下顎を上に挙げる。心マッサージは肋骨の合わさるところ(ミゾオチ)より2横指上に頭側の手をおく。両手の付け根で圧迫し指はそらせる。肘は曲げない。3.5~5cm圧迫する。目線は反対の体側の線、回数は100回/分、心マッサージ15回に人工呼吸2回。骨折の固定は、上下2関節を固定。新聞紙、ストック、エアーマットなどが使える。スーパーの袋もすそを切れば腕を吊れる。ポシェットでも腕を吊れる。出血はなるべくきれいなタオルとかバンダナで押さえる。とにかく隠す。しばらく押さえて止まってきたら静脈性出血だからまた押さえる。出血で真っ赤になっても一番下の「バンダナ」は取らず、その上の「タオル」だけかえる。一番下を取るとまた出血する。どうなってるか見たくても我慢する。固定などのためにテーピングテープは必携。怪我人の保温も大切。
 救急患者が運ばれてくる。顔は蒼白・・・明らかに化粧とわかるが・・・
「どうしました、大丈夫ですか」と声をかけると弱弱しく返事する。
「けが人がいます。人を呼んできてください。」と周囲の人に頼む。できるだけ多くの人を集めるのが大切。
どうも足を怪我しているらしいのでズボンのすそをめくってみる
「うわっぁ」 と声があがる。肉が真っ赤に盛り上がり骨が飛び出している。この「うわっぁ」は絶対にいけない。怪我人が動揺する。ちょっと前に怪我を見ても「うわっぁ」と言ってはいけませんと何度も言われていたのに・・・救助者も動揺しないように、傷はバンダナなどでまず隠す。イミテーションとはいえかなりリアルだ。
qq.jpg

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